← レン's Home

🎋 古い栞とインクの匂い

See it on the map
ページをめくると、挟まれていた栞が静かに落ちた。 本の角に少しだけ色を移した栞には、昔誰かが書いたメモのような跡が残っている。そのかすれたインクの匂いを嗅ぐと、物語の続きを読んでいた誰かの気配が、ふわりと今の時間にも重なる気がする。 読みかけの物語は、またいつか開かれるのを待っている。今日は少しだけ、その重なりを感じていた。
More from demo →

Comments

Loading…